今日は早く帰宅出来たので(と言っても22時ですが・・・)先日のマイクロミーティングから放置されっぱなしのM18のメンテ開始しました。
まずはメカ類を下ろして足回りを外しシャーシを洗浄します。
まずはメカ類を下ろして足回りを外しシャーシを洗浄します。
シャーシは樹脂なので普通に水洗いした後、ダンパーエンド部分にHPIのフッ素コートオイルを塗布します。湿式ではないのでホコリもたまりにくく重宝しています。
ウレタンバンパーの汚れをふき取ったらひとまず終了です。以前はカーボンシャーシ(motek製)を使っていたのですが、パワーが増えるにつれそのキビキビした特性に手がついてゆけず、結局ストックシャーシに戻しました。適度なロールがあって細かなギャップや乱暴な操作を上手く吸収してくれるようです。リポをグラステープで止めるためのスリットを空けています。
ダンパーをつけっぱなしにしておくとアームが曲がってしまうので走行後にはなるべく早く外します。樹脂パーツのほうは軽く汚れをふき取ります。グリスを塗っている場合はそれもシッカリ落として保管します。
スプリングには錆防止にWD40を塗ってそのまま袋に入れて保管します。
次はデフケースの清掃です。前後のケース表面に付いた汚れ(主にタイヤカス)を歯ブラシで払っていきます。
これなんてヒドイ事になってます・・・ベアリングもさぞ辛かったことでしょう(笑)
デフケースの中はサスガにキレイですが、ベアリング洗浄のついでにボールデフもメンテナンスします。
XRAYのボールデフ(M18T、NT18、NT18T共通)はサスガに精度が高く、今まで使っていたボールデフ(atomic製)とはまるで別機構のようです。だいたい全閉から1回転戻しで固めのデフ、2回転戻しでスルスルデフになるのですが、固めにした時でも引っかかりが皆無ですし満遍なくトルクがかかっている感じです。そしてこのジュラルミンで出来た(duraluminum hardcoatedの意味がイマイチよくわかってないのですが)シャフトがすごい剛性を持っていて、普通ユニバーサルとの接点には何かしら傷とか凹みが出来るのですが、このシャフトにはそれが無く、じっくり見ても全く判らないんです。ベアリングにピチーっと収まる精度といい文句のつけようがありません。前後で中古の車両が買えるお値段ですが(汗)、これは思い切って買って良かったです。
で、デフグリスが少なめだったのでタミヤのデフグリスを少しだけ足してあげました。
さて毎回鬼のように汚れるベアリングですが、今回もジョリジョリです(笑)まずはパーツクリーナーの中で軽くシャカシャカして表面の汚れを落とします。
次にRPMのベアリングブラスターで洗浄です。まずはこうやってベアリングを置いて・・・
パーツクリーナーを上から刺した蓋をしめてプシューっ!
パーツクリーナーで洗浄すると急激に冷えて結露を起すのでドライヤーで水分を飛ばします。またこの時はオイルが塗布されていないのでベアリングをまわさないように注意しないといけません。完全に乾いたらオイルを注します。最近はGIALLAのLEVEL Muiti Oilを使っています。
オイルを注したらピンセットを噛ませて手で回転させてなじませます。この時ゴリゴリするようだったら再度洗浄、ダメなら分解or処分となります。
一通り終わったらデフを戻します。ベベルギアにはタミヤのセラミックグリスを塗ってから歯ブラシでブラッシングします(笑)
そうすることでちょうどいい具合の塗り加減に出来ます。
そしてベベルギアとボールデフを戻したところ、微妙にガタがあることを発見。以前から気が付いてはいたのですが、必要なガタなのかな?と思い放置していました。まぁ今のところ大丈夫のようですがガタ取りを試してみるのもひとつかと思って目の前でシムをポチっと購入しておきました(笑)
普段はこんな事をする時間は滅多に取れないのでちょっとした息抜きになりました。この続きは土曜日かな。
昨日、夢の丘でインプレッサを操っていたnobuakiです。
写真お送りしたいのですがアドレスがわかりませんでした。
私のアドレスにメール下さい。
ベアリングの洗浄は参考になります。
私は、パーツクリーナーで洗ってからそのまま回してゴリゴリしなくなってからオイルを塗布していました・・・
>nobuakiさん
あらためまして、管理人のkazsh(かずっしゅ)です!
今後ともよろしくお願いします!
しかしいいですね~インプレッサ!
スケール感たっぷりのあの走りはとっても新鮮でした(笑)
また是非ご一緒しましょう!